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活動紹介・コラム | 一般社団法人キネステティクス・ジャパン

スタッフブログ

学び続けることの意味と、現場での嬉しい変化

カテゴリ: 活動紹介・コラム 公開日:2026年02月09日(月)

現場で活動されている認定プラクティショナーから、実践の共有がありました。

  

キネステティクス・ジャパンの会員である吉武トレーナーの過去の寄稿

「人の動きの学習キネステティクス®」にもありますが、

  

キネステティクス®は単なる技術ではなく、「学問」です。

 

何年もかけて学び、

その後も常に自己研鑽を積まなければいけない奥深い知識だと、

改めて痛感しています。

 

「介護に関する認識を変えなければ、自分は発展しない」

 今日も反省しきりです。

 

キネステティクス®が18年ほど前に医学書院の『基礎看護』で取り上げられた時、

とても画期的で「これからすごい事になるな!」と思っていました。

 

しかし当時、教える側の教員から

「教えられない」というクレームがたくさんあったと聞いています。

 

今ならなんとなく分かります。

 

あの頃は、キネステティクス®が単なる「技術(やり方)」として

紹介されてしまったからなのでしょう。

 

もしあの頃から「学問」として確立され取り上げられていたら――

 

今頃は患者様や利用者様の寝たきりが減少し、

医療・介護現場で働く方々の意欲や環境も変わっていたのかな……と思います。

 

だからこそ私は、これからも学び続けながら、

最高の知識と技術を、私が関わることのできる方々に伝えていきたいのです。

 

 

現場で起きた小さな変化

 

先日、寝たきりの方の仙骨部(お尻の骨の部分)の褥瘡ケアに、

受け持ちの看護師と一緒に病室へ伺いました。

 

私が患者様に

「右を向いて下さいねー」と伝えると、

 

患者様は自分から横を向きました。

 

私はその動きに合わせて少し支えるだけで、

安定した側臥位となりました。

 

持ち上げてもいません。

引っ張ってもいません。

 

その様子を見た受け持ちの看護師がとても驚いていたので、

「なぜこうなるのか」を伝えました。

 

終わった後、その看護師から

「患者さんが動こうとするときは、少し待ってみます」と言われました。

 

それを聞いて、

「継続してくれると良いなー」と嬉しくなりました。

 

来週伺う時に、

どんなふうに動きの支援を行っているか楽しみです。

 

 

未来は、今の関わり方で変わる

 

時間は戻せません。

でも、これからのケアは変えられます。

 

その人の「できる」を大切にすること。

待つこと。

支えすぎないこと。

 

その積み重ねが、

現場を変えていくのだと思っています。

 

キネステティクス®を、私たちと一緒に学びませんか。

 

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福岡ひとにやさしい介助を考える会 - 2026年開催予定

カテゴリ: 活動紹介・コラム 公開日:2025年12月18日(木)

 福岡県を中心に活動されている「福岡ひとにやさしい介助を考える会」の2026年の年間コース予定です。是非、ご参加ください!

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キネステティクス・ジャパン関西 - 2026年開催予定

カテゴリ: 活動紹介・コラム 公開日:2025年12月18日(木)

 兵庫県西宮市を中心に活動されている「キネステティクス・ジャパン関西」の2026年のコース予定です。是非、ご参加ください!

 
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創始者 フランク・ハッチ氏からのお祝いコメント

カテゴリ: 活動紹介・コラム 公開日:2025年08月18日(月)

 

キネステティクス・ジャパン10周年のお祝いに創始者フランク・ハッチ氏から動画をいただきました!

これまでの道のりと、これからの可能性を大切に思える温かい言葉が込められています。

未来への力を与えてくださる想いを胸に、これからも邁進してまいります。

 

キネステティクス®体験会報告 2025年6月

カテゴリ: 活動紹介・コラム 公開日:2025年08月14日(木)

2025年6月7日に福岡県にある飯塚市穂波福祉総合センターで行われた体験会の報告です!

 

今回の体験会には、キネステティクスを初めて体験される8名の参加者と、みやま市・大牟田市から2名の認定プラクティショナーが参加し、にぎやかな時間となりました。

 

参加者は全員セラピストで、「体格の大きな方への介助」「認知症などで指示が通りにくい方への支援」「医療的ケアや特別な支援が必要なお子さんへのサポート」など、日々の現場でより楽に、そしてお互いが心地よく過ごせる介助方法を求めて参加してくださいました。

 

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当日は、「マス」と「スペース」の概念をもとに、あお向けから座位への移動、ベッドからイス、イスからイスへの移動介助を、2人1組になってさまざまに探索しました。

気がつけば、2時間の体験はあっという間。

笑顔と発見があふれる、充実した時間となりました。

 

受講生からは

・マスに重さを移すという方法が新鮮でした。今まで「重心移動」は知っていましたし、移乗では大事な事と思っていましたが、どう移動させるかが実感できました。

・介助側、介助される側のどちらの動きも体験する事で、マスが動くのを体験できて、わかりやすかったです。

・作業療法士3年めですが、学生の実習等でコロナ関係で身体に触れる事が出来なかったため、今回実践できて勉強になりました。これがきっかけにもなったので病棟で相談しながら取り組んでいきたいと思います。自分に自信がつきました。

といった感想を頂きました。

 

 最後には、認定プラクティショナーの三栗野さんと豊満さんから、スライディングボードの使い方についての話がありました。福祉用具をどう活用すれば、介助される方の持つ機能を最大限に引き出せるのか?福祉用具を使用する場合においても、動きを支援することの重要性について、参加者の理解が深まりました。

 

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後日、参加者のうち2名の方からベーシックコースへのお申し込みをいただきました。

キネステティクスをさらに多くの人に体験してもらいたいと思います !

ベーシックトレーナー養成スーパービジョンコース開催報告 2025年3月

カテゴリ: 活動紹介・コラム 公開日:2025年07月01日(火)

2025年3月、東京がん研有明病院にて「ベーシックトレーナー養成スーパービジョンコース」を開催しました。

参加者はトレーナーを含む10名。2名のマスタートレーナーが見守る中、3名のトレーニー(トレーナー候補として指導技術を学ぶ受講者)による実践的なコースがスタートしました。

 

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初日は、緊張から言葉もぎこちなく硬さが見られましたが、日を追うごとに笑顔が増え、チーム内のコミュニケーションもスムーズに。最終日には、3人のトレーニーから「キネステティクス®の概念を伝えたい」という情熱が強く伝わる、素晴らしいセッションとなりました。

 

参加したトレーナーからは、次のような感想をいただいています。

「日頃コースを開催しているがスーパービジョンに参加して、概念の新たな発見や理解ができて参加してよかった」

「キネステティクス®とは『動きの学問』と言われるだけあって、まずは動いてみて、あれっ?こうしたらもっと上手く動けた、次はこうしよう、動いていたらなんか楽しい、また次もやりたい!といった中毒性があります。動画にもアップした、みんなが並んで寝ている状態から立位になるまでの動きは、まさにキネステティクス®を象徴していると思います。相手の動きを感じてから次々と動きが波のように出てきた。余分な力は入っていないのです!」

 

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また、今回修了したトレーニーのひとりは、次のような言葉を寄せてくれました。

「自分が知るために学習してきたところから、人に伝えるための学習へと視点が変わりました。視点が変わったことにより、わからないことが明確になりました。コース開始前と終了後の現時点での課題も変化しています。コース中、常に考えていたことは、誰のために学習しているのか、学習して何がしたいのかという事でした。もちろん、人に伝えられるスキルを身につける事は素敵なことで素晴らしい事だと思います。本来の目的は実践で活用する事です。そこに立ち返りながら学習できたことは、私の中でとても大きな気づきでした。」

 

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このスーパービジョンコースを通じて、3名のベーシックコーストレーナーが誕生しました。

半年間の学びを経て得た成果に、心から敬意を表します。

 

会場を快くご提供いただいた東京がん研有明病院の皆さまにも、この場を借りて感謝申し上げます。

一般社団法人キネステティクス・ジャパン 令和7年度総会・10周年記念講演 開催報告 (2日目)

カテゴリ: 活動紹介・コラム 公開日:2025年06月30日(月)

 2日目は、「一般社団法人キネステティクス・ジャパン10周年記念講演」が開催されました。

講師には、一般社団法人ナチュラルハートフルケアネットワーク代表理事の下元佳子先生をお迎えし、
「一般社団法人
ナチュラルハートフルケアネットワークの活動の歩みと大事にしてきたこと
キネステティクスへの想い~伝えたいことを知ってほしい人に届けるために~」

というテーマでご講演いただきました。

 

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  福祉用具、ノーリフティング、マネジメント、そしてキネステティクスとの出会い…。
先生が歩んでこられた実践の軌跡と、伝え続けてきた思いが、具体的な事例や深い洞察とともに語られました。
参加者一人ひとりが、自身の活動と重ね合わせながら聴き入り、「何を、どう伝えるか」「どのように広げていくか」といった今後の活動のヒントと勇気をいただく、非常に充実した時間となりました。

 

 あっという間の2時間となり、当日はディスカッションの時間を十分に確保できませんでしたが、今回の講演で浮かび上がったテーマや課題については、今後改めて会員同士で話し合いながら、共通の目的を確認し、活動に生かしていきたいと考えています。

 

 講演後には、倉敷美観地区にあるアイビースクエアのレストランにて食事会を開催。下元先生や参加者同士が、和やかな雰囲気の中で語り合うひとときを過ごしました。これまで支えてくださった方々への感謝を改めて感じるとともに、それぞれの現場での取り組みやこれからの展望について活発な意見交換がなされました。

 

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 この10年間、多くの皆さまに支えられて歩みを進めてくることができました。
その積み重ねが、今のキネステティクス・ジャパンの姿をつくっています。

これからの10年も、私たちはつながりを大切にしながら、挑戦と進化を続け、地域社会に貢献できる組織を目指してまいります。

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

 

一般社団法人キネステティクス・ジャパン 令和7年度総会・10周年記念講演 開催報告 (1日目)

カテゴリ: 活動紹介・コラム 公開日:2025年06月30日(月)

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令和7年6月14日・15日の2日間、岡山県倉敷市にて「一般社団法人キネステティクス・ジャパン」の令和7年度総会と設立10周年記念講演が開催されました。

 

1日目|総会と研究報告、モーニングアクティビティを深める学習会

 初日は総会からスタートしました。今期の方針を確認し、これからの未来に向けて私たちがどのように歩んでいくかについて、参加者同士で意見を共有しました。

 

 続いて、「要介護高齢者・介護者を対象とした教材開発・介入研究」の進捗報告が行われました。
これまで実施されてきた「高齢者の健康向上ベーシックコース」の振り返りを通じて、現在支援を必要としている
高齢者や介護者の方々に、どのような形で学びの機会を提供できるのか。現在進行中の研究の報告を基に、参加者の間で活発な意見交換が行われました。意見は発表の時間だけにとどまらず、その後の懇親会や、翌日の講演前の時間にも続き、それぞれの現場での実践や課題を分かち合う貴重な機会となりました。

 

 

 総会の締めくくりには、特別なひとときが訪れました。
キネステティクスの創始者・フランク・ハッチ博士、そして通訳として支えていただいているトシさんより、10周年を祝う温かなメッセージが寄せられました。

 

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 フランク・ハッチ博士からは、遠く離れた日本の地でキネステティクスがさらに多くの人々に届き、発展し続けることへの励ましの言葉が寄せられ、会場は感動に包まれました。

このメッセージを受けながら、私たちがこれまで積み重ねてきた歩みの重みと、未来への可能性を改めて実感する時間となりました。
(※フランク・ハッチ博士のメッセージ動画は、別ページにて公開予定です。ぜひご覧ください。)

 

 

 午後からは、全国からトレーナーが集まった機会を活かし、「モーニングアクティビティを深める学習会」を開催しました。渡邊マスタートレーナーのリードのもと、参加者は3つのグループに分かれ、それぞれのスタイルでモーニングアクティビティを体験・実践しました。

 モーニングアクティビティとは、コースの始まりに行う「朝のはじまりの活動」で、身体を動かすことで自分に注意を向けたり、受講生同士で動くことで気づきを得たり、前日までの学びを振り返ったり、その日の学びへとスムーズに入る準備の時間でもあります。
 

 モーニングアクティビティをリードする時に「どうすれば受講生にうまく伝わるだろう?」と考えてしまうこともありますが、自ら受講生の立場になって活動してみると、「身体を動かすって楽しい!」という、キネステティクスの原点を改めて思い出すことができました。活動を通して得られた気づきを共有し、「注目するポイントが変わった」「活動の前と後では伝え方や受け止め方が変わった」といった声が寄せられました。それぞれのコースでの実践に活かせる学びが詰まった時間となりました。

 

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 楽しく学んだ1日の終わりには、懇親会を開催しました。おいしい食事とお酒を楽しみながら、久しぶりに顔を合わせた仲間たちと近況報告や思い出話に花を咲かせ、笑顔あふれる時間となりました。

長野県の体験会とベーシックコースのご案内

カテゴリ: 活動紹介・コラム 公開日:2025年04月27日(日)

コースの開催希望がありましたら、是非ご連絡ください!

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福岡ひとにやさしい介助を考える会 - 2025年開催予定

カテゴリ: 活動紹介・コラム 公開日:2025年01月28日(火)

 福岡県を中心に活動されている「福岡ひとにやさしい介助を考える会」の2025年の年間コース予定です。是非、ご参加ください!

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