活動報告④(福岡県リモート体験会)
福岡県でのキネステティクス®リモート体験会の様子をご紹介します。
2022年10月22日に福岡県でリモート体験会を開催しました。
松村美幸マスタートレーナー、海尾美年子アドバンスコーストレーナーの2名で担当しました。
静岡県の理学療法士の方が参加されました。あらかじめ困られている活動をあげてもらい、「骨と筋肉」の概念を体験してもらいました。
撮影しておいた参考動画も見てもらって、キネステティクス®について知っていただく機会になりました。
参加者からは「骨に重さを流すと滑らかに動けた感じがしました」と感想をいただきました。
活動報告③ ツクイ・サンシャイン新倉敷さんとの協同企画①
昨年、キネステティクス・ジャパンと株式会社ツクイ 介護付き有料老人ホーム ツクイ・サンシャイン新倉敷さん(岡山県)との協同企画として、「認知症の方に対する健康増進~キネステティクスの概念を通して~」というテーマで昨年8月、9月、11月にキネステティクス®体験コースをリモートで実施しました。
今回は昨年8月に開催したコースの様子をご紹介いたします。
ツクイ・サンシャイン新倉敷さんで初めてキネステティクス®のコースが行われました。介護職員の方4名、ケアマネジャーの方1名、合計5名の職員さんが参加されました。体験コースではインタラクションをテーマに実施しました。
感覚についての学習では認知症の方の視界を体験してもらい、眼を閉じて歩くと身体にどんな変化が起こるのか?など、実際に動いて、体験をしてもらいました。
参加された方からは「日常的に行っていることですが、お客様へお声掛けする時に正面から目を見て声をかけることの大切さについて改めて考えることができました」「キネステティクス®の研修を継続して受けたいです」といった感想を頂きました。
復旧のお知らせ
2023年4月12日 からキネステティクス・ジャパンのホームページが
閲覧できない事象が発生しておりました。
現在、ホームページは復旧し、正常にご利用いただけます。
ご不便、ご迷惑をおかけし、誠に申しわけございません。
これからもキネステティクス・ジャパンをよろしくお願い申し上げます。
活動報告①(兵庫県ベーシックコース)
兵庫県でのキネステティクス®ベーシックコースの感想をご紹介します。
昨年10月16日、23日、30日の3日間で西宮市立勤労会館にてベーシックコースを開催しました。
ケリー涼子マスタートレーナー、渡邊康子マスタートレーナー、萩野真友美アドバンスコーストレーナー、野田美穂アドバンスコーストレーナーの4名で担当しました。
参加された方から「もっと早く受講すればよかった」「キネステティクスを受ける前よりも、コースが終了した今のほうが興味が深くなった」「普段自分たちが行っていた動きや介助が分析しやすくなり、説明もやりやすくなった」といった感想をいただきました。
活動報告②(福岡県ベーシックコース)
福岡県でのキネステティクス®ベーシックコースの感想をご紹介します。
昨年9月17日、10月8日、9日の3日間で飯塚市穂波福祉総合センターにてベーシックコースを開催しました。
乗越千枝ベーシックコーストレーナー、松村美幸マスタートレーナー、海尾美年子アドバンスコーストレーナーの3名で担当しました。
受講された方の中に老人保健施設に勤務されている理学療法士の方がおられました。介護者・被介護者の負担のない介護を学習したいとの目的で参加され、概念の学習をして、「抱え上げない介助」ができることに喜ばれていました。また、概念をより深く学べるようにアドバンスコースへの受講を希望されています。
福岡ひとにやさしい介助を考える会 - 2023年開催予定
福岡県を中心に活動されている「福岡ひとにやさしい介助を考える会」の今年のキネステティクス®︎体験会、ベーシックコース、アドバンスコースの予定です。是非、ご参加ください!(主催者都合により日程等が変更になる場合もありますので、ご了承ください)
福岡県ベーシックコースの感想(5月21日、22日、6月19日)
先日開催されました福岡県でのキネステティクス®︎ベーシックコースの感想を松村美幸マスタートレーナーから頂きましたので、ご紹介いたします!
5月21日、22日、6月19日の3日間で、キネステティクス®︎ベーシックコースを修了しました。
久しぶりのベーシックコース。修了証を2名の方にお渡ししました。
キネステティクスの概念を学習し、それを自分の関わる利用者さんに活かすことができるのかとの思いをもたれているのを強く感じました。 また、わからない事をわからないままにしてきた事を、なぜそうなのかを概念を学習し自分の言葉で語れる事が嬉しいとの感想をいただきました。 いろいろな思いを語っていただき、とても楽しい3日間でした。
今後のコース開催について
コロナウイルス感染症の影響によりコースの開催を
自粛させていただいておりましたが
今後は各地域の状況に合わせて、十分に感染対策を行った上で
コースを開催していきたいと考えております。
これまではリモートコースのみ開催案内をさせて頂いておりましたが
今後はベーシックコース・アドバンスコースの開催予定も
掲載していきたいと考えております。
開催予定につきましては
当ホームページ『一般の方』から『コース一覧』にて開催予定の案内をいたします。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
2021西日本国際福祉機器展 体験会のご案内
2021西日本国際福祉機器展にて
『抱え上げない看護・介護に役立つキネステティクス®︎体験講座』
という形で体験講座を行います。ぜひご参加ください♪
西日本国際福祉機器展のホームページからも
開催セミナー | 西日本国際福祉機器展2021 (ppc-fukushi.net)
上記の下線部のリンクページから「有料開催セミナー」→「詳しい内容を見る」をクリックしていただきますと詳細を見ることができます。
創始者 フランク・ハッチ氏のご紹介動画
Youtubeでキネステティクスの創始者であるフランク・ハッチ氏の動画がありましたので、ご紹介します。
(日本語訳の途中にあるカッコ内の数字は動画内の時間です)
私の名前は フランクハッチ。 80歳近いよ。(0:17)
社会人になってすぐ モダンダンスを勉強した。(0:27)
最初はブリガムヤング大学でモダンダンスのインストラクターになった。
その後、 ウィスコンシン大学でインストラクターをした。
そこで、バックミンスターミラーの著書に触れた。
そして最初にこの本に出会った。(0:48)
“Vertical is life horizontal is dealth” (日本語訳: 縦は生、横は死)
建築エンジニア工学の必要性を バックミンスターミラーは主張した。(1:01)
(映像が切り替わる)
<字幕(行動サイバネティクス、ダンスの博士号) (1:10) >
その中で出会った考え方がある。
平面の、自然の材料で、角から角の距離がちゃんと計算されたものを使い球体を覆う。
それによってできた球体こそが最も精密でシンプルな球体だという考え方だ。
長いキャリアの途中で私は社会科学研究奨学金を手に入れ、ブラジルに渡った。
ブラジル、バヒーア州でダンスの勉強とその内容を記録するためにね。
アフリカからの移民が始めた歌、音楽つきのマーシャルアーツの一種なんだけどね。
そこに滞在中、バヒーア州の図書館のインフォメーションデスクにいって
「ドーム制作のための運算方法」の本を借りた。
それで冷蔵庫が入ってた大きめのダンボール資材を見つけてね。
その直径3mぐらいのダンボールで作ったんだよ。
それをね、バヒーア州のビーチにキャンプしに行った時に持っていったんだ。
つなぎ目の、隙間があるところはロウで埋めて、ドームをつくったんだよ。 (3:40)
その中で家族と2週間すごしたんだ。 大雨、嵐もくぐりぬけた。
ジオデシックドーム型の小屋で過ごした経験で心に決めた。
「アメリカに戻ったら、まず、そこまで高くない値段の土地を見つける!
そして、ジオデシックドームを建てる!」と。
結婚して子供が生まれてからもずっと小さな大学内物件に住んできたけど、
これ以上こんな小さな情けないところに住むのはごめんだと思ってたからね。(4:17)
だからアメリカに戻って、その通りにしたんだ。
(映像が切り替わる)
ここに入るとリビングは、冬は日が当たっている間はこの壁をあっためてくれるから
日が当たっている間は快適な暖かさなんだ。
夏は、もっと上の角度から日が差す。(4:45)
上側と下側から日が当たるようになっているから空気が行き場を確保することができてこの
ドームの部屋をとっても快適にしてくれる。
このドームは1年中、快適なんだよ 天気は関係なく。
中が暑い時は、ここの扉をあける。(5:19)
エアロックの一部なんだけど冬は寒い空気を中に入れないようになってる。
夏はこの扉からキッチンの扉までのエアコンの代わりになるんだ。
それから、この丸い空間を見て。ここは常に空気がきれいな状態なんだよ。
ここの空気を2つの大きな円を描いてぐるぐる空気が両側に回るようになっている。
2階の階段は3階の一番上まで続いているんだけどぐるっとまわって外に出られるようになってる
この部分を一人で建てながら (6:20)
(画面が切り替わる)
バンコ(ポルトガル語:ベンチの意)を作った。
これは家族や友人を招いて食事ができる12人座れる大きなテーブルだよ。 (6:30)
(画面が切り替わる)
<字幕 ジオデシック構造>
これが 1階、2階、3階、4階。
普通の紙1枚からつくられているんだけど
支柱の間の長さは絶対この長さでないといけない。それを折ると、斜めの表面ができる。
これが、ジオシックドームのもとになる5枚のうちの1枚。
見えるかな?この端に5つの五角形がある。
こちら側には6つの三角形がある 。このドームは、それらの交差によって作られている。(7:47)
狭い空間で最小限の材料でつくるということに関して言えばこの交差する六角形と五角形こそが、
球体、半球を建てるのに最も安定した形であると文句なしに言えるということを私は
何軒か建ててみて発見したんだ。
真ん中に建てる支柱と5角形の球体の周りに建てる支柱... (映像が切り替わる)
水が中に入らないようにフードをつけてある。(9:07)
(映像が切り替わる)
(9:29)
サンルームの外側を密閉してある ドームとの間は15フィートぐらい。
太陽の熱の温度を保ち、室内を温める。
(映像が切り替わる)
空間の中で窒息しそうだったんだよ (10:01)
それと全く逆の考え方がこのドームだ。
体の動きを制限されるのではなく、この空間で何かを見たり体を動かすと、
体が自由になるんだよ。だから、こうしてサンタフェのドームにいる。
<フランク教授は45年以上に渡り生活の質を上げるためにキネスティックプログラムを指導してきた。
オーストリア、日本、ドイツ、スイスの看護師たち、患者たちのために。>
創始者 フランク・ハッチ氏のご紹介でした!
キネステティクス・ジャパンは創始者の想いを継ぎ、
日本のケアがより良くなる一助となるように
これからもキネステティクスをお伝えしていきたいと思います。