学び続けることの意味と、現場での嬉しい変化
現場で活動されている認定プラクティショナーから、実践の共有がありました。
キネステティクス・ジャパンの会員である吉武トレーナーの過去の寄稿
「人の動きの学習キネステティクス®」にもありますが、
キネステティクス®は単なる技術ではなく、「学問」です。
何年もかけて学び、
その後も常に自己研鑽を積まなければいけない奥深い知識だと、
改めて痛感しています。
「介護に関する認識を変えなければ、自分は発展しない」
今日も反省しきりです。
キネステティクス®が18年ほど前に医学書院の『基礎看護』で取り上げられた時、
とても画期的で「これからすごい事になるな!」と思っていました。
しかし当時、教える側の教員から
「教えられない」というクレームがたくさんあったと聞いています。
今ならなんとなく分かります。
あの頃は、キネステティクス®が単なる「技術(やり方)」として
紹介されてしまったからなのでしょう。
もしあの頃から「学問」として確立され取り上げられていたら――
今頃は患者様や利用者様の寝たきりが減少し、
医療・介護現場で働く方々の意欲や環境も変わっていたのかな……と思います。
だからこそ私は、これからも学び続けながら、
最高の知識と技術を、私が関わることのできる方々に伝えていきたいのです。
現場で起きた小さな変化
先日、寝たきりの方の仙骨部(お尻の骨の部分)の褥瘡ケアに、
受け持ちの看護師と一緒に病室へ伺いました。
私が患者様に
「右を向いて下さいねー」と伝えると、
患者様は自分から横を向きました。
私はその動きに合わせて少し支えるだけで、
安定した側臥位となりました。
持ち上げてもいません。
引っ張ってもいません。
その様子を見た受け持ちの看護師がとても驚いていたので、
「なぜこうなるのか」を伝えました。
終わった後、その看護師から
「患者さんが動こうとするときは、少し待ってみます」と言われました。
それを聞いて、
「継続してくれると良いなー」と嬉しくなりました。
来週伺う時に、
どんなふうに動きの支援を行っているか楽しみです。
未来は、今の関わり方で変わる
時間は戻せません。
でも、これからのケアは変えられます。
その人の「できる」を大切にすること。
待つこと。
支えすぎないこと。
その積み重ねが、
現場を変えていくのだと思っています。
キネステティクス®を、私たちと一緒に学びませんか。










